ふじしろじんじゃ
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祭神は
饒速日命(にぎはやひのみこと)
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瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨説話とは別の もう一つの天孫降臨の主役。
神武東征に先立ち、
天照大神から十種の神宝を授かり、三十二柱の神を伴って
天磐船に乗って河内国に天降り その後大和国に移ったとされています。
神武(神倭伊波礼毘古)に敗れ、家臣に下っていますが
瓊瓊杵尊の天孫降を上回る規模で天下っていて、
饒速日命こそ正統とも受け取れます。
天照大神は 秋津洲の統治を命じられながら、九州に引き籠ったままの
瓊瓊杵尊を見限って
饒速日命に託したとしか読み取れないのですが。(笑)
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本社は九十九王子のなかでも別格とされた五体王子のひとつ藤代王子の旧址。
藤白鈴木氏が代々神職を務め、鈴木姓の発祥の地とされています。
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一の鳥居
二の鳥居 社号標
拝殿
本殿
権現堂
社ではなく堂(仏教の建造物)ですね。
有間皇子神社
若くして悲運に散った万葉の貴公子、有間皇子を祀る。
子守楠神社の楠
有間皇子 歌碑