たなかじんじゃ
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祭神は
建速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)
櫛名田姫命(くしなだひめのみこと)
八柱御子神(やはしらのみこがみ)
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由来によると 安時代後期、祇園感神院(現在の八坂神社)より、
分祀し
牛頭天皇田中神社となったとあります。
牛頭天王は起源不詳の神仏習合神で祇園精舎を守護するとされ
薬師如来の
垂迹で
素戔嗚尊の
本地。
本地垂迹(ほんじすいじゃく)とは、仏教の神仏習合思想の一つで
日本の八百万の神々は、実は様々な仏が化身として現れた仮の姿であるとする考え。
信者を転向させる手間さえ掛けずに そっくり乗っ取ろうという信念も神仏の尊厳も無視した計画です。
牛頭天王(ごずてんのう)は
薬師如来が現世に現れた姿であり、
素戔嗚尊の本当の姿だから
薬師如来の信者は勿論、
素戔嗚尊の氏子も拝みなさいという事。
実際は仏教の天部等はヒンズーの神々(こちらはキリスト教的に乗っ取った)だったりして
仏教の中でも本地垂迹が現れたり訳わからん事になっていきますが。
櫛稲田姫命は
牛頭天王の妃
頗梨采女(はりさいじょ)の本地。
八柱御子神も
牛頭天王と
頗梨采女との問に生まれた
八将軍・八将神の本地となるのですが、
こちらは
八将軍・八将神に合わせて設定されたのでかなり無理があります。
当社のメンバーは不明ですが 八坂神社の西御座の
八柱御子神は
八島篠見神、五十猛神、大屋比売神、抓津比売神、大年神、宇迦之御魂神、大屋毘古神、須勢理毘売命
うち
櫛名田姫命の御子神は
八島篠見神だけ。
他に
天照と
素戔嗚尊の誓約で生まれた
五男三女神を
八柱御子神としている例もあります。
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拝殿
本殿
鳥居
摂社