はこざきぐう
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祭神は 第15代
応神天皇(おうじんてんのう)
和風諡号は
誉田別尊(ほむたわけのみこと)
八幡宮は
応神天皇と母である
神功皇后(息長帯比売命)と
比売神(妃の
仲姫命、
宗像三女神等)の三柱で祀られるのが基本なのですが
当社は配祀神として
神功皇后と
玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
玉依姫命は固有名の場合は
綿津見大神(海神)の娘で
神武天皇の母ですが
他の祭神との関連が薄いので「神霊の依り代」を意味する女性、妃の
仲姫命を指すのかも。
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当社は大分県の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮と共に三大八幡宮とされる旧官幣大社。
博多湾から本殿まで一直線に(国道等が横切りますが)長大な参道が続きます。
蘊蓄ですが、社名の”
筥”は円筒状の容器。地名、駅名「箱崎」の”
箱”は四角い立方体
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拝所
本殿、左は内拝殿だと思います。
重文の一の鳥居、社標
楼門の扁額
元寇の際に亀山上皇が「敵国降伏」を祈願し、神門に「敵国降伏」の扁額が掲げられた。