ひむかいだいじんぐう
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内宮(上ノ本宮)・外宮(下ノ本宮)の2つの本殿があり、
内宮の祭神は
天照大神(あまてらすおおみかみ)と
宗像三女神
外宮は
天津彦火瓊々杵尊((ににぎのみこと)と
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
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天照大神は
太陽神であり
皇祖神、高天原の
統治神でもある女神です。
合祀の
宗像三女神は
素戔男尊との誓約で生まれた娘達。
この母娘は広く祀られているのですが、合祀されているのは珍しいです。
瓊々杵尊は
宗像三女神と同時に成った
天忍穂耳尊の息子で降臨した
皇祖神。
天之御中主神は天地開闢の際に表れ すぐに姿を隠した造化三神の1柱。
これまた珍しい組み合わせの合祀です。
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社伝によれば、第23代
顕宗天皇の治世、勅願により
筑紫日向の高千穂の峯の神蹟より神霊を移して創建されたとあります。
一の鳥居は、粟田口と呼ばれる地にあり平安時代以降、東海道、大津、伊勢方面の出入り口。
現在では”京の伊勢”と呼ばれているようです。
京都の街から僅かの距離ながら穏やかな自然があり市内では、殆んど見ない神明造りの本殿です。
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内宮拝所
内宮本殿
外宮拝所
外宮本殿
鳥居。一の鳥居は見逃した。
天の岩戸
穴と言うよりくの字に折れたトンネル。さらに戸も無い。 あちこちにある天の岩戸の一つ
境内へのアプローチ。
市内の徹底的に管理された神社では感じない風情。個人的には好ましい。