かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ
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祭神は
天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)
石凝姥命(いしこりどめのみこと)・
天糠戸命(あめのぬかどのみこと)
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石凝姥命は記紀に登場する鏡造りの神
天照の岩戸隠れの際に
天照の姿を映し出すための八咫鏡を作ったとされる。
天孫降臨の際
瓊瓊杵尊(ににぎ)に附き従って天降り作鏡連(かがみづくりのむらじ)の祖神となる。
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天糠戸命は
石凝姥命の親神。鏡造りの遠祖神。
此方は
饒速日命(にぎはやひ)に随伴して天降った三十二人の防衛の一人だとか。
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天照国照彦火明命は
天忍穂耳尊(あめのおしほほみ)と
萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめ)の御子。
瓊瓊杵尊の兄。
饒速日命と同神とする説もある。
天照とあるが 伊勢の
天照大神とは別神。
社の由来では
天照大神と
日本大国魂大神の神威を恐れた
崇神天皇から
豊鍬入姫命に託された
天照大神の
八咫鏡に代わり新たな鏡を鋳造した。
この鏡を
天照国照彦火明命として祀り この地を鏡作と号した。とあります。
古代から江戸時代にかけて鏡作師が多く住んだ場所のようです。
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拝殿
本殿
鳥居
摂社 鏡作坐若宮神社 天八百日命(あめのやおひのみこと) 土地神様
鏡作坐若宮神社 左の獏 中央に蛇と鳩。本殿には獅子も見える。
境内の池で見つかった鏡石。写真下の溝から水を流しながら鏡面を研磨したのだと思われる。
鏡池と鏡石
神宮寺の梵鐘が残る
素晴らしい銀杏の木
桜はもう終わり