かんべじんじゃ
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主祭神は
大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)の別名
天兒屋根命(あめのこやね)、
天太玉命(あめのふとだま)、
倭姫命(やまとひめ)、
栲機千千姫命(たくはたちぢひめのみこと=よろずはたとよあきつしほめ)、
天手力男命(たじからお)を配祀する。
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朱印の墨書きにある
元伊勢、
穴穂宮(あなほのみや)は『倭姫命世記』に記載される元伊勢の第十。
倭姫命が”
隠市守宮”より遷り、
天照大神を4年間奉斎した。
常福寺、
猪田神社(下郡)も候補地の一つ。
内宮の元宮としての
元伊勢はで全部で26宮。それに対して伝承地、候補地は多数ある。
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元伊勢とは第10代
崇神天皇が「同床共殿」であった
天照大神を畏怖し
皇女・
豊鋤入姫命にその神霊を託して倭国笠縫邑に祀ったのが始まり。
更に理想的な鎮座地を求めて各地を転々とし、第11代
垂仁天皇の第四皇女・
倭姫命が引き継いで、
およそ90年をかけて現在の伊勢神宮に遷座したとされる。
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拝殿
本殿
鳥居と社号標
社務所にいた猫。
猫の集会所になっている神社は多いですがここではこの子だけしか見掛けなかった。