かすがたいしゃ
第60次式年造替記念限定朱印
御創建1250年限定朱印
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祭神は
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
比売神(天児屋根命の妻)
総称して春日神と呼ばれ、藤原氏の氏神
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ここでは
武甕槌命について。 高天原を代表する武神。雷、剣の神ともされます。
武甕槌命 は度々失敗した国譲り交渉に 最終通告を宣言するため遣わされた武紳です。
大国主の前に降り立った
武甕槌命 は
十拳剣を波の上に逆さに突き立てて
切っ先の上に胡坐をかいて交渉したとされます。
この時国譲りに抵抗した大国主の息子
建御名方神 の腕をへし折り 諏訪まで追いかけ屈服させます。
言われるほど平和的に国譲りが成立したわけじゃありません。全面戦争は避けられたってだけ。
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武甕槌命の出自は
火之迦具土神の首を切り落とした
伊邪那岐 の
十拳剣から
岩に飛び散った血から生まれた三神の一柱です。
ここでまた登場する”
十拳剣”。
これは”拳10個分の長さの剣”の意味で長剣の一般名称です。
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南門
内拝殿
回廊 朝は良く巫女さんとすれ違います。
シャーマンとしての巫女ではなく、現在の神職のサポートや
神社の総務的役割の巫女はこの神社が起源だそうです。
奈良の鹿はこの神社の神使(市民でも東大寺の鹿って人多い)
武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから。