かつらぎ ひとことぬしじんじゃ
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祭神は
一言主神(ひとことぬしのかみ)
言霊、宣託の神。 悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離(はな)つ神。
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古事記では
雄略天皇が鹿狩のおりに顕現した
一言主神と邂逅しました。 天皇は恐れ入り、
弓や矢のほか、官吏たちの着ている衣服を脱がさせて一言主神に献上したとあります。
とても偉い神様です。
時は下って 能の”葛城”では
役の行者に使役されるまでに落ちぶれています…
しかも、役目に失敗し蔦葛で縛られています…
さらに 女神になっています…
境内に能”土蜘蛛”の土蜘蛛塚があったりするので
どうしてもSMチックな女神”一言主”も思い起こしてしまいます。
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拝殿
一段高く本殿 ほとんど見えませんが
土蜘蛛塚 全く雰囲気ありません
境内の乳銀杏 気根がすごく乳房を連想させる事から。