きふねじんじゃ
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祭神は
高龗神(たかおかみのかみ)
高は山の峰、龗は龍の古語。空を駆ける龍をイメージさせる神です。
代表的な水神です。
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社伝では
玉依毘売命(神武天皇の母、河合神社の祭神)が黄色い船に乗って
貴船川を遡って当地に上陸し、水神を祭ったのに始まると伝えています。
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本宮から上流側300メートルの場所にある結社(ゆいのやしろ)は
磐長姫命(いわながひめのみこと)を祭神とし、縁結びの神としています。
ここに美しい話が伝承されています。
姉の
木花開耶姫と共に
瓊瓊杵尊に嫁ぎますが
磐長姫命は 醜かったことから一人父の元に送り返されてしまいます。
これを深く悲しみ、
「こんな悲しみを味わう人がいなくなるように私が縁を結びます。」と この地におさまった。
ニニギさんよ!こんな良い女を振ってはいかんだろ
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拝殿
本殿
鳥居
結社 社号標
結社 台風で倒壊して仮の宮
貴船」には何度か来ていますが、遷宮やら倒壊やらで結社は見たことが無い。
崇敬してるのに…
干ばつの時には黒馬を、長雨には白馬を奉納して祈願していたのですが
本物の馬を用意するのは当時でも大変だったのか 絵で誤魔化すことに…
絵馬の発祥でございます。(笑)