こかわ しらやまじんじゃ
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祭神は
菊理媛大神(くくりひめのおおかみ/=
白山比盗_)
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菊理媛は
”記紀”の本文には登場しませんが
”日本書紀”の一書(第十)に一度だけ出てきます。
伊弉冉尊(いざなみ)に逢いに
黄泉を訪問した
伊奘諾尊(いざなぎ)は、
伊弉冉尊の変わり果てた姿を見て逃げ出します。
しかし
黄泉比良坂で追いつかれ、口論になります。
そこに
泉守道者が現れ、
伊弉冉尊の言葉を取継いで「一緒に帰ることはできない」と言う。
納得しない
伊奘諾尊に、つづいてあらわれた
菊理媛が何かを言うと
伊奘諾尊はそれを褒め、帰って行ったとあります。
菊理媛が何を言ったかは書かれていません。
なんとも意味の解らない話であるうえに
国土と総ての神を生んだ
伊奘諾尊も知らなっ方正体不明の女神です。
菊理媛が
白山比と同一とされるようになった経緯も不明です。
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鳥居 拝所
本殿