まつおたいしゃ
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祭神は
大山咋神(おおやまくいのかみ)
市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)
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大山咋神は
大年神と
天知迦流美豆比売の間の子。
神名の咋(くい)は杭の意味、大山に杭を打つ神大きな山の所有者の神を意味します。
5世紀ころ 背後の松尾山の神を 山城国一帯に居住した秦氏が祀ったのが始まりとされます。
祭神にもう一柱
市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)の名もあります。
福岡県の宗像大社に祀られる三女神の一人で海上守護の女神です。
秦氏の朝鮮半島との交易の安全を願っての勧請でしょう。
どちらも酒造の神としての逸話は聞きません。酒造技術を持つ人々の神としての信仰でしょうか。
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拝殿
本殿
楼門
鳥居
奉納された酒樽