めたじんじゃ
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祭神は
稗田阿礼命(ひえだ の あれ)
古事記の編纂者の一人。
彼女の記憶した記録を筆録したのが古事記。
彼女 としたのは稗田氏が
猿女君一族のためで実際に女性だったかは諸説ありますが
わざわざ
猿女君一族と記録したのは女性であると書いてあるも同然だと思います。
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猿女君について
ここ賣太神社の配祀神に
天鈿女命(あめのうずめのみこと)がいます。
猿女君稗田氏の祖神で古事記でも大活躍の女神です。
デビューは
天照大神の岩戸隠れ時のストリップショー。
その積極性とコミュ力を買われ
天孫降臨の際は
猿田毘古神との調整、後は説得、監督役として結婚します。
猿田毘古神が去った後 功績を称え 猿女君の名を与え、
男性のみの称号”君”と宮廷に仕える事を許したとあります。
女性君主(ロード)の誕生です。
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賣太神社(めたじんじゃ )は 女田(めた)が転じたとも言われます。
また 稗田は環濠集落として有名です。 女領主が治める 水掘りを巡らせた城塞集落。
カッコイイじゃないですか。
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拝殿
本殿
今も残る環濠 水濠 右の森が賣太神社