(さいいん) もどろきじんじゃ
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祭神は
淳和天皇皇后正子内親王(じゅんなてんのうこうごう まさこないしんのう)
藤原旅子(ふじわら の たびこ)
橘嘉智子(たちばな の かちこ)
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正子内親王は
第52代嵯峨天皇の皇女で
第53代淳和天皇の皇后。
藤原旅子は
淳和天皇の母。
橘嘉智子は
正子内親王の母。
天皇が萠じ尼になった
正子内親王は淳和院を道場に仏の道にうちこみます。
ところが、淳和院は火災により焼け落ち、嵯峨の離宮へ 。
しかし思い出深い淳和院を忘れがたく 焼失を免れた「松の院」に戻られます。
無事に逃げ戻ってくることができたことから
還来大神と称えられたとされています。
正直 この程度のエピソードで
還来大神とは大げさなと思いますが
正子内親王は当時都で流行した天然痘、ライ病の養護施設を離宮内に建設した事で知られます。
その人柄が慕われての神格化だと想いたい。
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淳和天皇と
正子内親王は歴代天皇の中で唯一 散骨されたカップルとのことです。
本殿