ならつひこじんじゃ
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祭神は中殿に
平城津比古大神(奈良豆比古神とも)
この地の
産土神かと思われます。
産土信仰と聞くと田舎の社を思いがちですが 実は都会(創設当時のですが)の信仰形式です。
氏神と氏子の関係が血縁を基にしている同族意識に対して
都会では人の出入りが多く地縁による共同体意識の方が強くなります。
そこで、その土地に生まれた人の共通の神として産土神が登場しました。
初宮参りとか七五三は産土詣での風習ですね。
今では
氏神も
産土神も
鎮守神(こちらは土地自体の神様)も混じり合って区別つきません。
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ここ地は
施基親王(春日宮天皇)が病気療養のために隠居していた
奈良山春日離宮の地であり
施基親王を祀ったのに始まります。
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祈祷殿
鳥居 社標
本殿
パグ・・・ではない?
本殿
本殿裏の樹齢1000年とも言われる楠。
すごい!