にゅうかわかみじんじゃ かみしゃ
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式内丹生川上神社がどこにあったのか今となってははっきりしませんが 紆余曲折があって
現在は丹生川上神社、上社、中社、下社の3社が 独立して丹生川上神社の名を伝えています。
上中下は社格でも、地理的な意味でもありません。
こちらは川”上”村にあるので上社。
水神は3柱セットが目に付きますが
・志賀海神社の
綿津見三神・住吉神社の
住吉三神(筒男命)・宗像神社の
宗像三女神
偶然?にも、ここも三柱揃いました。
しかも 天の龍、地の龍、の間に女神という厨二病的カッコ良さ。
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上社の祭神は
高龗神(たかおかみのかみ)
淤加美神 とも表現されます。
龍の古語です。”高”は山の峰を象徴し 天駆ける龍で水、雨の神です。
国生みにおいて
伊邪那岐が
火之迦具土神 を斬り殺した際に生まれた神です。
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拝殿
本殿
ダムに沈んだ旧社後 拝礼用浮島
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ダム建設の際の調査により本殿下から平安時代の祭壇跡が出土し
付近から縄文時代の祭祀遺跡まで出土している。
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