ふしみいなり おくしゃほうはいしょ
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この奥社奉拝所は本社のお山を遥拝するところで、稲荷山三ケ峰はこの社殿の背後に位置しています。
ここから稲荷山に入れるのですが 先は異世界です。
(本社のページでちょと写真載せてます)
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稲荷と言えば狐ですね。不思議です。
宇迦之御魂神自身も同一視されている様々な神にも狐にまつわるエピソードは見たことがありません。
説明は色々あるのですが、全く納得できません。
いわく、尻尾がフサフサで稲穂のようです。 私には稲穂には見えません。
大体、稲穂があのように大量の米をつけるのは近代の品種改良の結果です。
いわく、米を食害する鼠の天敵で…
その意味では大昔から現代まで蛇が神格化されて注連縄にまで発達してますが
大体、狐は米蔵には入れないと思います。
まだ、猫のほうが…(実際 猫を神使とする稲荷があります。)
仏教の
荼枳尼天と習合してますが
荼枳尼天の乗り物がジャッカル。
ジャッカルいないから狐にしました。
はあ?ジャッカルなら犬でしょ。神格化されてる狼でも良いよ。
大体、習合した天部や仏さんの乗り物を神使とする例は他に無いよ?
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私の説
宇迦之御魂神のように食物に関する神は
御饌津神(みけつかみ)とも呼ばれます。
これが伊勢で
三狐神(みけつかみ)と表記された事もあり
宇迦之御魂神の事だと言われています。
(漢字の音だけを当てはめて神名や神社名にするのは普通です)
お稲荷さんが爆発的に流行るのは江戸ですが誰かが江戸の
ダジャレ看板の乗りで、狛犬を狐に変えて
三狐神(みけつかみ)の看板としたのでは…
まあ前後関係とか検証してませんので戯言ですがね。。
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拝殿
本殿
本殿背後 稲荷山三ケ峰方向