とみしまじんしゃ
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祭神は
速素盞烏尊(すさのおのみこと)
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当社の創立年代は不明だが、社伝によると足利時代既に存在しており、
午頭天王社・
祇園社としていた。
明治元年の神仏習合禁令により神号に
牛頭天王の使用が禁止されたので、利島神社と改称する。
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牛頭天王(ごずてんのう)は仏教における天部の一つで、元はインドの
インドラ神。
ヒンドゥー教のデーヴァ神族に属する雷を操る武神(連戦連敗ですが…)が
仏教に取り入れられ 釈迦の生誕地、祇園精舎の守護神とされます。
奈良時代までには日本にも入り、蘇民将来説話の
武塔天神と同一視され
神仏習合では
薬師如来の垂迹であるとともに
速素盞烏尊の本地ともされた。
祇園神ともされ現在の八坂神社から勧請されて全国の祇園社、天王社で祀られるようになりました。
この為 神仏習合禁令後 神社となる事を選んだ祇園社、天王社では祭神を
速素盞烏尊としている
。
速素盞烏尊を疫病除けの神とするのは
武塔天神の影響であり、
高天原追放後は英雄神、文化神の性質も見せるが マザコン、シスコン、ロリコンの
三重苦の暴れ者の
速素盞烏尊にも、出ると負ける
インドラ神にも疫病除けの逸話は無い。
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当社は周辺を高層マンションに囲まれているなか、エアポケットのように佇むオアシス空間。
現代雅楽のコンサートを行う等の活動も行う現代も生きている神社の一つ。
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拝殿
本殿
鳥居
摂社 美津社と神木