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つきよみじんじゃ





祭神は 月読尊 (つくよみのみこと)
古事記では伊邪那伎命の禊で生まれた三貴子の一柱。
天照大神の弟、素戔嗚尊 の兄とされます。

天照大神と対となる神の筈なんです。
天照大神伊邪那伎命の右目から、月読尊は右目から生まれます。
天照大神は太陽で昼を象徴し、月読尊は月で夜を象徴します。
天照大神は女神で陰、月読尊は男神で陽。二柱で必要十分です。
素戔嗚尊が割り込む必然性が有るとは思えませんが
実際には素戔嗚尊の活躍に比べ月読尊が語られる事は殆んどありません。
しかし
”日本書紀”第五段第十一の一書で1度だけ主役として語られます。
他の書では高天原追放時の素戔嗚尊の事件である保食神殺害が 月読尊の事件とされているのです。
ここで妄想
高天原系神話が出雲系神話を取り込む際の接着剤に素戔嗚尊が利用され、
月読尊のエピソードが素戔嗚尊に置き換えられたのではないでしょうか。

素戔嗚尊の前半の破壊的な神格が 高天原追放後突然 英雄創造神に変わるのは
破壊神月読尊の逸話を取り込んだためではないでしょうか。

”日本書紀”第五段第十一の一書では月読尊の保食神殺害を怒った天照大神月読尊を追放します。
それ以来昼と夜は別になったと語られています。



本殿


本殿


祈祷殿


鳥居


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