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うどじんぐう




祭神は 日子波瀲武盧茲草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
相殿に大日霊貴(おおひるめのむち・天照大御神) 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
彦火瓊々杵尊(ひこほのににぎのみこと) 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと・神武天皇)

日子波瀲武盧茲草葺不合尊彦火火出見尊(山幸彦)と、大綿津見神の娘である豊玉姫の子。

豊玉姫は出産に際して 「本来の姿に戻るので 絶対に見ないように」と彦火火出見尊に言うのだが
お約束通り覗き 八尋和邇(やひろわに・鮫とも)に戻った豊玉姫にビビッて逃げ出します。
兄との確執(青島神社を参照)含め とことんゲスな男です。

豊玉姫彦火火出見尊に覗かれたことを恥じて、生まれた子を置いて海に帰ってしまうのですが
妹の玉依毘賣を遣わし、御子を養育させます。
 なんと 日子波瀲武盧茲草葺不合尊は この養育者であり叔母である玉依毘賣と結婚します。

理不尽な事の多い古事記ではありますが、
木花之佐久夜姫岩長姫の一件で山神を怒らせ、寿命に限度を与えられ 山を行く能力を失い、
この豊玉姫の件で海神の怒りを買い 海を行く能力を失なったとの話もあります。
天孫族である邇邇芸命(ににぎのみこと)の一族が 人間となる過程の話かと考えます。

本殿の鎮座する岩窟は豊玉姫が主祭神を産むための産屋を建てた場所とされています。




拝殿 岩窟の中に建つ


旧参道の入口に立つ鳥居


社号標




神門


主祭神の陵墓とされる古墳に続く
ツアーで回ったので参拝していない。不自由な参拝は二度と御免。


摂社 彦五瀬命(ひこいつせのみこと)を祀る皇子神社


中央の岩窟の中に本殿が建つ


南国ムード溢れる境内


亀石 - 本殿前にある霊石。
石頂に枡形の穴があり「枡形岩」とも呼ばれる。
その穴に願いを込めた「運玉」を投げ入れることで願いがかなうとか
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